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【バイト実体験】試食販売(マネキン)をコミュ症が半年やってみた

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ノルマはないけど手間がかかる試食販売

こんにちは、学生時代にバイトを25個以上経験したしらみねです(^^)/

コロナで見かけることが減りましたが、テレビでもお馴染みの試食販売のお仕事ですね。

 

コミュ力がないとできそうにない…と敬遠している方もおられますが意外とそうでもありませんでした!

今回はバイト体験談第2弾、試食販売のアルバイトについてレポします。

 

 

基本情報

仕事内容

食品・飲料をお客様に試してもらって購入につなげます。

生きている広告ですね。

別名マネキンさん。

 

場所

大阪のスーパー

 

大阪在住なので、派遣先も大阪がメインでした。

行き先は選べません。

 

大阪市内は稀で郊外のスーパーで駅から徒歩15分以内のところが多かったです。

 

雇用形態

登録制派遣

 

しらみねはタウンワークで応募しました。

スーパー直雇用の場合もありますが、派遣の方が求人が多いです。

日給

¥7000(2014年当時)

+交通費

 

大阪の最低賃金が¥800ぐらいのときにしていました。

そう考えると多い方だと思い応募しました!

 

交通費は全額くれます。

田舎のスーパーにも行ったことがあるのですが、駅から徒歩30分はかかるところだったのでタクシー代を支給してもらえました。

 

週1で毎週していたので月¥28000でしたね。

土日連続でする気力はありませんでした。

 

時間

9時~18時 内、休憩1時間

 

試食はターゲットが主婦なので、遅い時間に勤務することはありません。

 

基本的に土日祝メインで日中は拘束されます。

シフトは電話やメールで案内が来ますので、行けるかどうか返事します。

しらみねの会社は人員が少なく、1度OKしたら行かなければなりませんでした。

 

求人を見つけたところ

バイトル

 

扱うもの

食品・飲料

 

果物が多かったです!

バナナやグレープフルーツですね。

一番安い商品ではなく、バナナは¥398ぐらいのちょい高めが多かったです。

 

加熱調理は一切しませんでした。

切るだけ・注ぐだけ・混ぜるだけの単純なものです。

 

服装・持ち物

白シャツ・黒パンツ・地味な色の靴

派手でない髪色・長ければまとめる

お盆、包丁

 

清潔感のある恰好必須です。

靴は黒や茶色の皮靴が推奨されていました。

友人は高校のローファーを捨てずに履いていましたね。

 

お盆や包丁は現場で用意されなかったので持参していました。

爪楊枝・お皿・容器・提供するものは備品としてお店にあらかじめ届いています。

 
 
 
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1日の流れ

8:40 従業員入り口から入店(警備員に聞けば教えてくれます)

    準備 切ったり混ぜたり… 自分も試食をして味を覚える

 

9:00 開店

12:00~13:00 昼食 (自分のタイミングで決められます)

 

18:00 片づけ・退店

 

 

現場に直行直帰です。

開店直後は必要なものだけ買って帰る人が多いので、しばらくは相手にされません。

時間が経つとぶらぶら見て回っている人が増えるのでチャンスです。

 

午後からは15:00~16:30に売れます。

ここが勝負ですね!

 

常に誰か食べている状態だと無双です。

誰も試食していないと近寄りがたいですよね。

一度人が集まれば「人が人を呼ぶ状態」になるので、これを目指してください。

 

あと子どもが食べてくれると買ってもらえる確率が高くなります!

 

メリット

人間関係に悩まない

その日だけなので人間関係に悩むことはないです。

派遣のいいところですね!

 

お店の人とは警備員・店長・青果コーナーの人しか喋りません。

休憩ブースでもあまり話しかけられることはありませんでした。

 

自分も試食できる

開店前の準備では味の確認をします。

と言うか試食しなければなりません!

 

自分が宣伝する商品の味を知らなくては、アピールできませんからね!

試食に必要な食材は試食用に別で届いている場合と自分で立替えて売り場のものを購入するパターンの2つあります。

 

食品に詳しくなれる

いろんなメーカー・商品・食材の知識がつきます。

新鮮な果物や野菜の選び方や簡単なレシピなど…

 

生活でも活かせるので、知っていて損はありません。

 

 

デメリット

場所・商品を選べない

一切選べません!こちらからこういう案件がいいと指定できません。

しらみねの会社はシフトに入れるかの連絡では「どこで・何を扱うか」教えてくれませんでした…

 

フルーツはよく買ってもらえましたが、ピクルスの素のときは10個も売れませんでした。

 

商品知識を覚えなければならない

シフトが決まればマニュアルが送られてきます。

毎回違う商品を扱っていたので、毎週覚えることがあるんです!

 

レシピは見ながらでも問題ないですが、商品知識は覚えないと死活問題なので必死です。

 

商品によってはメーカーのコールセンターに電話して、覚えたかチェックしてもらわなければいけませんでした。

うろ覚えだと「ちゃんと研修した?」と言われるので、派遣会社のためにも当日の自分のためにも暗記です。

 

声だし必須

接客なのでもちろん売り込んでいかなくてなりません。

売り場の遠いところのお客様にも興味をもってもらえるよう、大きな明るい声で呼びかけましょう!

 

「いらっしゃいませぇぇぇぇぇ、甘くて大きなバナナはいかがですかぁぁぁぁぁ」

 

売り上げを報告しなければならない

ノルマはありませんが、ゆるい目標はありました('Д')

売り上げ0では意味がないですからね…

 

片づけが終わればレジへ行き、何個購入されたか確認します。

勤務前にマニュアルと一緒に報告用紙が送られてくるので、そちらに記入して郵送なりFAXなりで派遣会社に送り返します。

 

売り上げの他に客層や時間帯別に店内の様子など…

 

バイト仲間はできない

始めたばかりのときは先輩と一緒ですが、基本的に1現場1人です。

たまに2人体制のときもありますが、かなり稀です。

 

人間関係に悩まないのはメリットですが、仲間と相談や休憩で談笑もないです。

孤独ですね。

 

他のスタッフとは顔を合わせることも、LINEグループもないのでどんなスタッフが他にいるのかわかりません!

 

実際、研修の先輩(ベテランのおばさん)・社員の2名しか会ったことありませんでした。

 

向き不向き

向いている人

声だしできる

暗記が得意

食品が好き

主婦と会話できる

明るく愛嬌がある

向いていない人

売り込むのが苦手

1人はいや

同じところで働きたい

報告用紙が面倒に感じる

 

総合評価

★を5段階評価でつけると…

ラクさ★

楽しさ★★

収入★★

シフト★

おすすめ度★

おすすめする人 週末に余裕がある方・お小遣い稼ぎをしたい方・主婦

 

さいごに

いかがでしたか?

ノルマはないけど、いろいろ大変そうだと思われた方もいらっしゃると思います。

主婦だったら食品知識もあり、お客様と年齢も近いので馴染みやすいですね!

 

しらみねはコミュ力がないので、二度とすることはないと思います…